肩こりについて

 

肩こりの原因について

肩こりの原因について説明していきます。

 

長時間の同じ姿勢や姿勢の悪さ

デスクワークやスマホ操作などで同じ姿勢を続けることで、首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなります。

また猫背やストレートネックのように、背中が丸まったり、顎が前に出る姿勢は肩に常に負担がかかります。

 

目の疲れ（眼精疲労）

目を酷使すると、目の周りや首の筋肉が緊張し、肩こりの原因になります。

 

ストレス・緊張

精神的ストレスがたまると、無意識に肩に力が入って筋肉がこわばります。

 

運動不足や冷え

筋肉の柔軟性が失われ、血流が悪くなることで肩こりが慢性化しやすくなります。

さらに、寒さや冷房によって筋肉が縮み、血行が悪くなると、肩がこりやすくなります。

 

肩こりの症状について

肩こりの症状は「肩が重い」「こっている」という一言では片づけられないほど、多岐にわたる体の不調を引き起こすことがあります。それでは、肩こりの症状について説明していきます。

 

肩・首まわりの不調

肩の筋肉が硬くなり、重しが乗っているような感覚になり、肩の重だるさを感じることがあります。また、筋肉の張りやこわばり、こりがひどくなると、ズキズキしたり、動かすと痛みを感じることもあります。

さらに、首の動きが悪くなり、左右に向きにくい、後ろに倒しにくいと感じることがあります。

 

頭部・顔まわりの症状

後頭部〜こめかみにかけて、締めつけられるような鈍い痛み（緊張型頭痛）や、首まわりの血流や自律神経が乱れて引き起こされることがあります。

また、首の緊張から聴覚神経に影響があることで、耳鳴りになるケースもあります。他にも、肩や首の緊張があご周りにも伝わり、顔の筋肉が張ることもあると言われています。

 

うで・手の症状

肩の筋肉が硬くなると、腕を動かすのも重たく感じる、疲労感を感じることがあります。さらに、筋肉のこりが神経や血管を圧迫することで、しびれたり冷たく感じたりすることがあります。

 

メンタル・体調面への影響

常に不快感があると、仕事や勉強に集中しづらくなります。また、ストレスがたまりやすくなり、自律神経が乱れることもあります。

また、首や肩の緊張が抜けず、リラックスできない状態になり、不眠や寝つきが悪くなる要因となることがあります。