このような悩みは
ありませんか?
- 姿勢が悪くなり、猫背や反り腰になりやすい
- 肩こり・腰痛・股関節痛などの慢性的な不調が出る
- 下半身がむくみやすくなり、太りやすくなると感じる
- 左右の脚の長さが違うように感じて、歩行バランスが乱れる
骨盤が歪む原因について

骨盤の歪みは、日常生活のなかで知らず知らずのうちに進行してしまうことが多く、クセや姿勢の積み重ねが主な原因です。それでは、骨盤が歪む代表的な原因を説明していきます。
日常の姿勢や動作のクセ
骨盤が歪む原因のひとつに、脚を組むクセ・片方の足に体重をかけて立つ(片足重心)・カバンをいつも同じ側の肩にかけることなど、日常生活での姿勢やクセがあります。体の左右の筋肉に偏った負担がかかり、骨盤が左右非対称に引っ張られる原因になります。
長時間の同じ姿勢(デスクワーク・スマホ操作など)
座りっぱなしや前かがみ姿勢が続くと、骨盤が後ろに倒れようになります。姿勢が悪いまま長時間過ごすことで、骨盤まわりの筋肉が硬くなる・弱くなることがあります。このように正しい姿勢を保つための筋肉が使われず、骨盤の安定性が失われます。
筋力の低下・柔軟性のアンバランス
お尻・太もも・背中の筋肉とのバランスが崩れると、骨盤が傾きやすくなります。特に腹筋や骨盤底筋の衰えは、骨盤の歪みに大きく影響するといわれています。この原因は、運動不足の人や、産後の女性に多いです。
出産やホルモンの影響
女性に多い原因のひとつに、出産やホルモンの影響があります。
出産時に骨盤が開き、その後正しく戻らずに歪みが残ることがあります。妊娠中のホルモン(リラキシン)で靭帯が緩み、骨盤が不安定になりやすいと言われています。
けがやスポーツによる偏った動作
一方向への動作が多いスポーツ(例:ゴルフ・野球・テニスなど)や、けがによるかばう動作(例:足首を痛めて反対側に体重をかけるなど)も骨盤が歪む原因になります。動作の癖が慢性化することで、骨盤を傾けたまま生活する習慣になってしまいます。
骨盤が歪むと起こる症状について

骨盤の歪みは見た目の姿勢だけでなく、体全体のバランスや内臓の位置にも影響を及ぼし、さまざまな不調や症状を引き起こすことがあります。それでは、骨盤の歪みによって起こりやすい主な症状を説明していきます。
腰痛・肩こり・背中の痛み
骨盤のバランスが崩れることで、背骨や筋肉に余計な負担がかかります。特に腰や背中の筋肉が緊張しやすくなり、慢性的な痛みや張りを感じるようになります。
脚の長さの左右差・歩きにくさ
骨盤の歪みで脚の長さが違って見えることがあり、歩行が不自然になることがあります。このことが、つまずきやすい、片側だけ疲れる・痛むなどの違和感につながります。
冷え・むくみ・代謝低下
骨盤の歪みが血流やリンパの流れを悪くするため、下半身太り、むくみやすさ、冷え性の原因になることもあります。また、内臓の働きが弱まり、便秘や消化不良を感じる人もいます。
姿勢の悪化(猫背・反り腰など)
骨盤が前傾すると反り腰に、後傾すると猫背になりやすいと言われています。その結果、首や肩にも負担がかかり、首こり・肩こり・頭痛が起こることもあります。
女性特有の不調(生理痛・産後の不安定感)
骨盤の歪みにより、子宮・卵巣まわりの血流が悪化することがあります。生理痛の悪化、PMS(月経前症候群)症状の悪化などに関係する場合もあります。
さらに、産後に骨盤が戻らず、恥骨や尾てい骨の痛み・尿もれなどが出るケースもあります。
