頭痛について

頭痛の原因・症状について

頭痛はとても身近な症状ですが、その原因や種類は多岐にわたります。また、頭痛は大きく分けて「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の2つに分類されます。

一次性頭痛（病気が原因ではない頭痛）

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、頭全体が締め付けられるような鈍い痛みがあります。ストレス、長時間のPC作業、目の疲れ、肩こり、睡眠不足などが、原因だと言われています。

片頭痛

片頭痛は、片側または両側のズキズキする痛みがあります。さらに吐き気や光・音に敏感になることもあると言われています。

原因として、血管の拡張による神経への刺激が挙げられます。ストレスの解放時、ホルモン変化、寝すぎ・寝不足、天気の変化、チョコレートや赤ワインなども原因になることがあります。

群発頭痛

群発頭痛は、目の奥をえぐられるような激しい痛み、涙や鼻水が出ることがあります。一定期間に毎日同じ時間帯に起こると言われています。

はっきりとした原因は不明ですが、自律神経の異常や血管の拡張が関係していると考えられています。

二次性頭痛（病気が原因の頭痛）

危険な頭痛のサインとして、突然の激しい頭痛（雷が落ちたような）、高熱や意識障害を伴うことがあります。また首が硬くなる（髄膜炎の可能性）、手足のしびれや麻痺を伴うこともあります。

このように、いつもと違う頭痛、どんどんひどくなる頭痛には注意が必要です。くも膜下出血、脳出血・脳梗塞、脳腫瘍、髄膜炎、副鼻腔炎の可能性があります。このような症状がある場合は、早急に病院を受診されることをおすすめします。