このような悩みは
ありませんか?
- 歩くたびに痛みが走り、移動がつらくなる
- 足首が腫れて靴が履けず、外出が不便になる
- スポーツや運動ができず、トレーニングを休まざるを得ない
- 「また捻るのでは」と不安になり、動きが制限される
足首の捻挫の原因について

足首の捻挫は日常生活やスポーツ中のちょっとした動きの中で簡単に起こるケガです。特に足首をひねったときに、靱帯や関節の組織が損傷することで発生します。
捻挫の中でも一番多いのは「内反捻挫」と言われています。内反捻挫は、足首が内側にひねられることで、外くるぶしの靱帯(前距腓靱帯など)を損傷します。全体の捻挫の約90%がこのタイプといわれています。
それでは、主な原因について説明していきます。
段差や階段での踏み外し・着地の失敗
足首の捻挫は、歩行中に段差を見落として足をひねる・階段の降り口で足を踏み外し、足首を内側や外側にひねるなど、日常生活でも頻繁に起こる原因です。
スポーツ中のジャンプ・急な方向転換
バスケットボールやバレーボールでのジャンプ後の着地ミスや、サッカーやテニスなどのストップ&ダッシュの切り返し動作など、スポーツ中にも捻挫を引き起こす原因があります。また、他人の足を踏んでひねる「巻き込み型」の捻挫も多いです。
不安定な靴(ハイヒール・サイズの合わない靴)
ヒールの高い靴や靴底が薄い靴は足首が不安定になりやすくなります。さらに足に合っていない靴を長時間履くことで、バランスを崩して捻挫するリスクが上がります。
筋力不足・バランス感覚の低下
足首やふくらはぎの筋力が不足していると、踏ん張ったときに支えきれず捻挫しやすくなります。また加齢や運動不足により、バランスをとる力(体幹や足の感覚)が低下することも原因になる場合があります。
過去の捻挫が原因の「関節のゆるみ」
一度捻挫をした足首は、靱帯が伸びてしまい、安定性が低下します。「くせになる」と言われるのはこのためで、再発のリスクが非常に高いと言われています。
足首の捻挫の症状について

足首の捻挫は、関節をひねったことで靱帯や周囲の組織が傷つき、さまざまな症状が現れます。特に多いのは「内反捻挫」と呼ばれるタイプで、足首が内側にひねられて外くるぶし周辺の靱帯が損傷するケースです。それでは、主な症状について説明していきます。
足首の痛み(動かすと悪化)
捻った直後に鋭い痛みが走ります。特に歩く・踏み込む・曲げ伸ばすなどの動作で痛みが増します。痛む部位は主にくるぶし周辺、足首の外側が多いです。
腫れ・内出血(皮下出血)
数時間以内に足首まわりが腫れてきます。皮膚の下で内出血が起こると、青紫色のアザが見られることもあります。また、靴が履けないほど腫れることもあります。
足首の可動域の制限
痛みや腫れのために、足首を自由に動かせなくなります。無理に動かそうとすると、ズキッと鋭い痛みが出ます。
足を着くと痛くて歩きにくい
体重をかけると痛みが強くなり、歩行に支障をきたすことがあります。重症の場合は、足を地面につけられないこともあります。
関節のぐらつき・不安定感(重症例)
靱帯が大きく損傷している場合、足首がグラグラする感じがあります。「また捻ってしまいそう」と感じるような不安定感が続くこともあります。
